朝、いちばんに目がいくのは、

query_builder 2026/09/14
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朝、いちばんに目がいくのは、
廊下のつきあたりの窓です。

ガラスのむこうに、木が一本。
風のある日は、葉のあいだで
光がちらちらと動いて、
床の木目の上まで届きます。

台所に立つと、
その窓が、ちょうど正面に見えます。
米をとぐ手をとめて、
顔を上げるだけでいい。
外に出なくても、
季節のほうから入ってきます。

左手には、障子。
閉めれば、やわらかな明かりの壁になり、
ひらけば、部屋がひと続きになる。
紙と、木と、ひんやりした天板。
手が触れるところの温度が、
すこしずつちがいます。

休みの日は、
この床にじかに座って、
木のほうを眺めていてもいい。
テレビをつけない時間が、
すこしだけ増えると思います。

“窓をどこに開けるか”は、
“毎日どこを見て暮らすか”ということ。

昼は、床のあかるさで時間がわかり、
夕方になると、
木のむこうの空が色を変えていきます。
灯りをひとつ落とすころ、
玄関のほうから「ただいま」。

雨の日は雨の日で、
葉の色が濃くなって、
窓が一枚の絵のようになります。

夜、窓はまっ暗になって、
かわりに、家のなかが映ります。
台所に立つ人の姿も、
その後ろを走りまわる小さな影も。

きっと十年たっても、
この窓の前で足がとまるのだと思います。
木はすこし大きくなって、
子どもの背も、そのぶん伸びて。

見る景色から考える家づくりを、
morokenと一緒にかたちにしてみませんか。

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